国際ボランティア実務士

国際ボランティア活動の現状・動向や社会的意義について理解するとともに、国際援助・技術協力の計画・運営・管理、英語をはじめとした外国語でのコミュニケーションのしかたなどを習得し、海外の現場でスムーズかつフレキシブルに動ける人材です。

資格取得までの流れ

  • 高校
  • JAUCBに入会する4年制大学・短期大学
  • 規定の科目・単位を履修
  • 必修修得単位数12単位以上を含めて26単位以上を履修し、到達目標を達成すること
  • 国際ボランティア実務士

この資格をいかせる職種・業務

企業CSR担当

企業のCSR部や環境部で、製品・サービス改善・向上、環境保全、教育・文化支援、スポーツ振興など、事業内容やステークホルダーに最適なCSR活動を推進します。

NGO・NPO職員

NGO・NPOに所属し、海外または国内における、さまざまなボランティア活動の企画・調整をおこないます。

JICA職員

JICAに所属し、開発途上国などにおける、ボランティア受け入れやボランティア活動の企画・調整をおこないます。

この資格のアピール・ポイント

国際援助・技術協力の計画・運営・管理のしかたや、英語をはじめとした外国語によるコミュニケーションのしかたを習得するので、グローバルなボランティア活動が展開できるようになります。また、貧困、災害、食糧不足、政情不安、環境汚染など、世界が抱える問題と向きあい、さまざまな国と地域の経済・社会の発展に貢献していくことができます。

領域・到達目標の区分と履修すべき単位

領域・資格到達目標の区分開発する能力必修修得単位数総修得単位数
領域1 国際ボランティア実務全体に関する基礎知識および国際ボランティアが必要とされる国際情勢についての基本的理解と、刻々と変化する最新情報を学び続ける基本姿勢と実践学修ができる基礎能力を修得している。
  • 国際ボランティアについての基礎知識
  • 国際ボランティアの基礎的能力
  • 国際情勢についての理解
4単位以上 26単位以上
領域2 国際ボランティアが必要とする幅広い実務および組織マネジメントについての理解と実践的に対応できる能力を身につけ、開発協力についてのアプローチを理解するとともに、多様な社会や他者を理解しコミュニケーションを図る力を備えている。
  • 国際ボランティアの実務能力
  • 開発協力アプローチの実践力
  • 異文化理解および外国語による他者とコミュニケーションする力
6単位以上
領域3 国際ボランティアの基礎知識や実務に関する知識を活用するための関連実務経験を有し、課題発見・解決力、学びの継続力の重要性を理解している。
  • 国際ボランティアの総合実務力
  • 実践活動における学びの継続力
2単位以上

資格取得者の就職先

産業分類職種業種
生活関連サービス業、娯楽業 一般事務、営業 旅行業
教育、学習支援業 教員、一般事務、営業 学校教育(日本語教員)、その他の教育(保育・教材作成)
建設業 一般事務 建設業(設備施工)
製造業 一般事務 製造業(工作機械・輸送用機械・デバイス・水晶・ステンレス製品)
情報通信業 一般事務、営業、システムエンジニア 出版業情報サービス業、ソフトワェア、インターネット関連サービス)
運輸業、郵便業 運輸営業 運輸業、倉庫業
卸売業、小売業 一般事務、営業 小売業(衣服・食品・医薬品・ジュエリー・日用品・雑貨)
金融業、保険業 営業 銀行業
不動産業、物品賃貸業 一般事務、営業 リース業(PC)、不動産賃貸業
サービス業
(他に分類されないもの)
一般事務、営業 職業紹介、労働者派遣

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