社会調査実務士

調査対象設定、アンケート作成、サンプリングなど、社会調査の企画・実施のしかたはもちろん、基礎統計学やマーケティング学にもとづいて、調査結果を集計・分析・活用する方法を習得し、商品開発、流通管理、販売促進のプロフェッショナルです。

資格取得までの流れ

  • 高校
  • JAUCBに入会する4年制大学・短期大学
  • 規定の科目・単位を履修
  • 必修修得単位数10単位以上を含めて26単位以上を履修し、到達目標を達成すること
  • 社会調査実務士

この資格をいかせる職種・業務

公務員

都道府県や市町村において、住民ニーズ調査の企画・実施・分析などにあたります。

販売

企業が製品やサービスを新開発したり、販売促進をするのにともなって、顧客ニーズ調査の企画・実施・分析などにあたります。

営業

新規顧客の開拓や既存顧客のフォローをつうじて聞きとった生の声と、顧客ニーズ調査から得られた客観的なデータを照らしあわせ、より効果的に製品やサービスを売りこんでいきます。

この資格のアピール・ポイント

社会調査の一連のプロセスを身につけ、データを読みとくという、調査リテラシーを養うことは、特定の職種に限定されることなく、さまざまな業務を遂行するうえでの強みとなります。

領域・到達目標の区分と履修すべき単位

領域・資格到達目標の区分開発する能力必修修得単位数総修得単位数
領域1

社会調査実務の基礎となる社会調査の概念と調査プロセスについて理解し、現代社会について考えるための幅広い基礎的知識を修得し、社会調査実務を担うために必要な基礎能力を身につけてい

  • 社会調査への基礎的理解
  • 社会調査を捉える幅広い知識
  • 社会調査実務の基本となる能力
4単位以上 26単位以上
領域2 企業のマーケティングや自治体等の地域課題、社会問題への取り組みについての理解を深め、社会調査実務を担うために必要な専門的知識・技術の基礎を修得し、その実践的活用の手法を理解している。
  • 社会調査実務についての理解
  • 社会調査実務を支える専門的知識の理解
4単位以上
領域3 社会調査実務に関する幅広い学びの内容を活かす総合的実践力を身につけ、高い専門性を有する社会調査のスペシャリストとして活動するために学びを継続させる重要性を理解している。
  • 社会調査実務に関する総合的実践力
  • 社会調査を通じた学びの継続性の理解
2単位以上

資格取得者の就職先

産業分類職種業種
公務
(他に分類されるものを除く)
行政事務 市役所・警察
教育、学習支援業 一般事務 博物館、美術館
情報通信業 情報処理技術者 ソフト開発
金融業、保険業 一般事務、営業 印刷関係
宿泊業、飲食サービス業 一般事務 ホテル、旅館
建設業 営業 建設業
運輸業、郵便業 営業・企画 郵便事業、鉄道
卸売業、小売業 営業、販売 食品流通、スーパー
医療、福祉 介護、指導員 介護施設、老人福祉施設
複合サービス事業 営業・企画 農協

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