上級秘書士(国際秘書)

専門分化した秘書としての技能とビジネス実務能力を身につけます。

資格取得までの流れ

  • 高校
  • JAUCBに入会する4年制大学・短期大学
  • 規定の科目・単位を履修
  • 必修修得単位数8単位以上を含めて24単位以上を履修し、到達目標を達成すること
  • 上級秘書士(国際秘書)

この資格をいかせる職種・業務

秘書、受付、営業アシスタント

スケジュール管理、出張手配、来客接遇、各種文書作成など秘書業務全般をおこなうほか、英会話の能力をいかして、海外の取引先や支社・工場との連絡・交渉をおこないます。

一般事務

通信や運輸・倉庫関連の企業において、電話もしくはe-mailをもちいた海外の支社・工場との連絡・交渉、英文での文書作成などをおこないます。

グランドスタッフ、キャビンアテンダント、コンシェルジュ

航空会社や宿泊施設で外国人客の接遇をおこないます。上級秘書士(国際秘書)としてつちかった秘書業務遂行能力や語学力は、サービス業においても大いに役立ちます。

この資格のアピール・ポイント

秘書業務を修得できるとともに、語学力や異文化理解といった国際感覚も身につき、グローバル時代に活躍できる資質を磨くうえでたいへん有意義な資格です。今日、国内にあっても外国人に接する機会は多く、とくに、海外に取引先や支社・工場をもつ日本企業ではなおさら、外国人の顧客や従業員とのやりとりに、英語をはじめとした外国語が必須となっています。

領域・到達目標の区分と履修すべき単位

領域・資格到達目標の区分開発する能力必修修得単位数総修得単位数
領域1 秘書の基本行動に必要な知識・スキルの基本を修得し、社会人基礎力と自己管理力を発揮してペアワークの場において秘書実務を実践し、学びを継続することができる。
  • 秘書実務の理解
  • 働く基本能力の活用
  • 秘書実務と学修に取り組む力
2単位以上 24単位以上
領域2 専門知識・スキル(国際秘書実務力)を修得し、専門的実務実践力を活用して変化する経営環境の変化に対応して秘書実務において成果を出すことができる。
  • 国際秘書知識
  • 国際秘書スキル
  • 国際秘書実務実践力
4単位以上
領域3 秘書知識・秘書スキルを活用して取り組む総合的学修活動を通して、多様な職業能力の基盤となる課題発見・解決力と学びの継続力の重要性を理解している。
  • 総合的実践力
  • 実践活動の学びの継続力
2単位以上

資格取得者の就職先

産業分類職種業種
金融業、保険業 金融事務 銀行業
情報通信業 一般事務 放送業
学術研究、専門・技術サービス業 一般事務 測量業、自動車設計
測量業、自動車設計 接客サービス ホテル
教育、学習支援業 日本語教官助手 学校
運輸業、郵便業 運輸事務、販売、案内サービス、客室乗務員 空港旅客サービス業、空港店舗運営業、道路貨物運送業、水運業
卸売業、小売業 一般事務、販売 飲食料品小売業、建築材料等卸売業、機械器具卸売業、アパレル業、携帯電話小売業
不動産業、物品賃貸業 案内 空港管理業
医療、福祉 一般事務、医療事務、薬剤助手、歯科助手 病院、臨床検査業、歯科診療所
複合サービス事業 一般事務 協同組合

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