園芸療法士


病院や福祉施設等で園芸療法を実施し、高齢者や障がい者の心と身体のケアができるようになります。

資格取得までの流れ

  • 高校
  • JAUCBに入会する4年制大学・短期大学
  • 規定の科目・単位を履修
  • 必修修得単位数8単位以上を含めて20単位以上を履修し、到達目標を達成すること
  • 園芸療法士

この資格をいかせる職種・業務

作業療法士

日常生活における仕事的活動や趣味的活動を通じて、障がい者の心と身体の機能回復をはかります。とくに作業療法士はこれらの活動を治療手段として扱うことが多く、なかでも園芸は作業種目のひとつとしてよく利用されています。

理学療法士

障がい者を対象としたリハビリテーションとして、運動療法や物理療法をおこない、身体機能の維持・改善をはかります。

介護福祉士

障がい者や高齢者を対象に、食事、入浴、排泄などの介護をおこない、身体的・精神的に自立した生活が送れるように支援します。

この資格のアピール・ポイント

・高齢者や障がい者の心と身体の機能回復や、生活の質(QOL)の向上に寄与できます。
・超高齢社会においてますます必要な領域で、とても大きなやりがいを感じることができます。

領域・到達目標の区分と履修すべき単位

領域・資格到達目標の区分開発する能力必修修得単位数総修得単位数
領域1 基礎となる園芸・福祉・医療の知識、園芸が人に及ぼす影響、障がい者および高齢者の知識、園芸知識や技術を広く身につけ、実践学修ができる基礎能力を修得している。
  • 園芸学基礎知識
  • 福祉・介護、コミュニケーション、ボランティアの基礎知識・技術の活用力
  • 医療・看護・心理の基礎知識・技術の活用力
2単位以上 20単位以上
領域2 園芸療法の専門知識・技術を修得している。
  • 園芸療法知識
  • 園芸療法に必要な園芸技術
4単位以上
領域3 園芸療法の実習・演習を通して、知識と技術を総合的に活かす実践力を備え、スペシャリストとして学びを継続する重要性を理解している。
  • 園芸療法の総合的実践力
  • 実践活動における学びの継続力
2単位以上

資格取得者の就職先

産業分類職種業種
医療、福祉 医療事務、介護、保育士、園芸療法士 病院、福祉施設、保育所
教育、学習支援業 教員、教育事務 幼稚園、学校
サービス業
(他に分類されないもの)
医療事務 人材派遣
公務
(他に分類されるものを除く)
行政事務 県民局(地方公務員)
製造業 販売 食品製造、ガラス製造加工
卸売業、小売業 一般事務、販売 小売業
金融業、保険業 窓口業務 銀行、信用金庫
宿泊業、飲食サービス業 ホ ホテル営業、販売 ホテル、外食産業
生活関連サービス業、娯楽業 一般事務、営業、キャディー 生活環境サービス、霊園管理、ゴルフ場

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