環境マネジメント実務士
持続可能な社会の実現に向けて、広い視野を持ち環境問題に取り組むことができるようになります。 |
資格取得までの流れ
- 高校
- JAUCBに入会する4年制大学・短期大学
- 規定の科目・単位を履修
- 必修修得単位数8単位以上を含めて20単位以上を履修し、到達目標を達成すること
- 環境マネジメント実務士
この資格をいかせる職種・業務
総務
・企業であれば、環境改善・保全を統括・推進する業務を行います。
・廃棄物や化学物質の管理、電気や紙の使用量削減、環境教育の推進など、企業の環境対策・管理を実施します。
・企業の活動や製品が環境に与える影響を評価・改善するためのしくみ(環境マネジメントシステム)を導入したり、これらの取り組みをまとめて、環境報告書を作成します。
営業
・環境配慮型の製品やサービスを提供します。
・百貨店、家電量販店、自然食品店、リサイクルショップなどで、省エネ商品やエコ商品を販売します。
・廃棄物処理ブラントや環境分析装置を販売したり、ESCO事業や環境 ISO認証取得を支援します。
広報
・自社の製品やサービスを環境という側面からPRします。
・環境をキーワードにISO環境ラベルを取得していることをアピールしたり、自社がいかに環境に配慮しているかをイベントやセミナーの開催、展示会への出展、広告やパンフレットの作成などによってPRします。
この資格のアピール・ポイント
・持続可能な社会の実現に向けて、環境概念についての深い理解と環境問題についての幅広い基礎知識を修得できます。
・企業・自治体・学校・コミュニティ等において環境に配慮して主体的・創造的に活動することができます。
領域・到達目標の区分と履修すべき単位
領域・資格到達目標の区分 | 開発する能力 | 必修修得単位数 | 総修得単位数 | |
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領域1 | 環境マネジメント実務の基礎となる環境概念と環境問題について理解し、持続可能な社会について考えるための幅広い基礎的知識を修得し、環境実務を担うために必要な基礎能力を身につけている。 |
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2単位以上 | 20単位以上 |
領域2 | 環境ISOや環境経営、環境法や環境政策など、企業や自治体等の環境問題への取り組みについて、環境マネジメント実務を担うために必要な専門的知識・スキルの基礎を修得し、その実践的活用のしかたの基本を身につけている。 |
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4単位以上 | |
領域3 | 環境マネジメント実務に関する幅広い学びの内容を活かす総合的実践力を身につけ、将来、専門性を有する環境ジェネラリストとして活動するために学びを継続させる重要性を理解している。 |
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2単位以上 |
資格取得者の就職先
産業分類 | 職種 | 業種 |
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農業、林業 | 農林業作業 | 酪農業 |
製造業 | 営業、製造 | 農畜産品製造業、菓子製造業 |
情報通信業 | システムエンジニア | 通信・情報サービス |
卸売業、小売業 | 営業 | スーパーマーケット、靴小売、化粧品卸売、医薬品小売、飼料販売 |
金融業、保険業 | 営業 | 信用金庫 |
宿泊業、飲食サービス業 | 販売 | 飲食店 |
教育、学習支援業 | 教育事務 | 大学 |
複合サービス事業 | 一般事務 | 協同組合 |
サービス業 (他に分類されないもの) |
企画、技術 | イベントプロダクション、労働派遣業 |
公務 (他に分類されるものを除く) |
技術 | 公務員 |