こども音楽療育士

保育、児童福祉、社会福祉等の各施設で音楽療育を実践できるようになります。

資格取得までの流れ

  • 高校
  • JAUCBに入会する4年制大学・短期大学
  • 規定の科目・単位を履修
  • 必修修得単位数8単位以上を含めて20単位以上を履修し、到達目標を達成すること
  • こども音楽療育士

この資格をいかせる職種・業務

保育士

保育および障がい児の療育において、発達にあわせた音楽遊びをします。音や音楽をつかって遊ぶことで、たくさんのこどもと心と心が通いあうコミュニケーションができます。とくに、障がい児の発達支援では、確かな信頼関係が築け、こどもの成長とともに自らの成長も実感できます。

幼稚園・小学校教諭

幼稚園や小学校の行事や保育・授業において、歌、踊り、 演奏などを用いた音楽遊びや音楽活動をします。なお、小学校では、障がい児教育に関する知識をいかして、特別支援学級の運営に関わることも考えられます。

生活支援員

障がい者施設において、一緒に歌ったり踊ったりするほか、余暇活動や療育活動をプログラムします。音楽によって利用者の生活の質の向上を目指せるとともに、利用者のたくさんの笑顔に出会えるなど、音楽で役に立てていることを実感できます。

この資格のアピール・ポイント

・好きな音楽を誰かのために役立てることができます。
・こどもたちと音と音楽があるからこそできる、心と心が通いあう豊かなコミュニケーションを取ることができます。
・こどもたちの発達を理解し、音楽療育の理論と実践を学修することによって、忘れがたい深い出会いを体験できます。

領域・到達目標の区分と履修すべき単位

領域・資格到達目標の区分開発する能力必修修得単位数総修得単位数
領域1 こども音楽療育の基礎となる保育・教育・福祉の知識、音楽と発達の知識、音楽知識や技術を広く身につけ、実践学修ができる基礎能力を修得している。
  • 音楽の基本知識と音楽技術
  • 音楽療育に必要な基礎的な知識
  • 音楽療育に必要な音楽知識・技術の活用力
4単位以上 20単位以上
領域2 こども音楽療育の意義を理解し、専門知識・技術を修得している。
  • 音楽と発達の理解
  • 音楽療育知識
  • 音楽療育に必要な実践力
3単位以上
領域3 こども音楽療育や音楽の演習を通して、専門知識や技術を使って総合的に実践する能力を備え、スペシャリストとして、学びを継続する重要性を理解している。
  • 音楽療育の総合的実践力
  • 実践活動における学びの継続力
1単位以上

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